Meeting Brahms

アテフ・ハリム
Atef Halim
ヴァイオリン

エジプト人の父とフランス人の母の間にカイロで生まれ、５才でヴァイオリンを始める。9才でプロとしてのキャリアをスタート。13才で単身パリに渡り、R.ベネデティ、L.コーガン、J.ハイフェッツ、Y.メニューイン、H.シェリング等に師事。パリ音楽院卒業後、フランス国立管弦楽団に入団。若くしてコンサートマスターを務めるが、数年後巨匠シェリングとの出会いから職を辞し、4年間内弟子として研鑽を積みソロデビュー。ヨーロッパ各地の音楽祭やTV・ラジオ出演多数。レコード製作では有名誌上で最優秀賞『四つ星』を受賞、＜最も知的で輝かしい音楽家＞と賞賛された。

1993年活動の拠点を日本に移し、全国でリサイタルを開催。“エンジョイ!ベートーヴェン”、 “ブラームスはお好き?”、“フランスの香り”など興味深いテーマの公演を成功させ、モスクワ放送管弦楽団、カイロシンフォニー、神奈川フィル等オーケストラとの共演も多数。震災復興支援・カンボジアやミャンマー支援等のチャリティコンサートも積極的に行う。寺院での平和を願う演奏も印象深く、2020年には東大寺大仏殿にて「新型コロナ終息祈願奉納演奏」を行った。「音楽こそ、すべての人が分かりあえる唯一の言葉そして平和につながる確かな希望」という信念のもと、情熱的な心で音楽の「希望」を伝え続けている。

http://atefhalim.com

パトリック・デ・ホーグ
Patrick De Hooghe
ピアノ

ベルギー国ハッセルト出身、リエージュ王立音楽院卒業。エドゥアルド・デル・プエヨ（ブリュッセル王立音楽院）、アルフォンス・コンタルスキー（ケルン音楽大学）、イヴォンヌ・ロリオド（パリ）に師事。
ブルゴーニュにて国際音楽祭を設立。アントワープとパリでベートーベンのソナタ32曲をすべて演奏した後、フランスに移住し国際的な活躍を続けている。アムステルダム・コンセルトヘボウ室内管弦楽団(指揮: マルコ・ボーニ) とのモーツァルト協奏曲 KV466&467のCDは大成功を収めた。ピエール＝アラン・ヴォロンダとの長年のピアノデュオのほか、オーギュスタン・デュメイ(v)、フィリップ・ヒルシュホルン(v)、堀込ゆず子(v)、レーヴェングース・カルテット、フレデリック・ロデオン(v)、マーク・ドロビンスキー(v)等有名音楽家と共演も多数。ヨーロッパ、カナダ、日本、ロシア（ウラジオストクからモスクワまで）でのコンサートツアーにも参加。またVaux-de-Cernay音楽祭 (フランス)を17年間にわたって主催している。

http://www.patrickdehooghe.be/

森　明美
Akemi Mori
MC　イベントコンダクター

岡山出身。上智大学卒。OL経験ののち、ニューヨークにて演劇修行。米滞在中の日本文化紹介活動、アメリカ大陸横断等、突発的行動力を発揮して、朝日ニュースター(CS衛星放送)のレポーターとして世界各国を駆け巡る。訪問先で、アロヨ元フィリピン大統領(上院議員時代)、ジーコ元サッカー日本代表監督、ルクセンブルク大公国王子など主要人物へのインタビュー経験多数。舞台『天使の庭』『天使の庭Ⅱ』(デボラ・アン・ディスノー演出)ほか、TV『異界百物語』(NHKBShi)、『大江戸捜査網』(TV東京)他。またクラシックコンサートのナビゲート役や絵本の朗読など各方面で活躍中。